698: 名無しさん@おーぷん 2016/02/21(日)11:58:01 ID:LcR
大学にいる勘助A。

以前はネットを真に受けた
「日本は女尊男卑!」
をいつもガーガー言ってる人だった。

あるとき民俗学の講義で、宮本常一の著作をテキストにしてレポートを書き発表した。
Bという女子学生が、宮本常一の女性論に絡めて
「私の曾祖母は一方的に離縁されて家を追いだされ、子供に二度と会えず極貧に落ちた」
というくだりを書いた。




Aはそれを聞いて
「『女が親権とれない=女が有責』だ!曾祖母は浮気か托卵したんだ。いいように書くな!」
と笑った。
Bは蒼白になり、教授は激怒。
Aは連行され、教授にマンツーマンで
「日本において女性の権利が認められたのはここ30年のことであり、根付いたと言えるのはさらに20年に狭まる」
「ここを読め、あれを読め、もっと勉強しろ。君は基礎知識が圧倒的に足らない!」

と罵られ改心した。
もともと素直な人なんだと思う。
日本は女尊男卑~っていうのもネットを素直に真に受けた結果だろうし。

でも以後Aははっちゃけてしまった。

「俺は、目覚めた!女の味方だ!」
と何が何でも、理屈に合わなくても女の味方をするようになった。
気持ちはありがたいけど、迷惑だった。
前後の流れも把握しないのに急に会話に入ってこられて
「女の味方だ!」
をやられても嬉しくない。
関係ないのにやたら首を突っこんでくるのも嫌だった。

Aは特にBに粘着した。
「あの時はごめん」
と謝罪してBも許したのに、その後も
「俺はBの味方だから!」
としつこかった。

Bはバイト先の店長にちょっとしたセクハラ言動を取られていた。
それを知ったAはバイト先に押しかけていって店内で騒いだ。
セクハラ騒動が店全体に知れ渡ってしまい、居づらくなってBはやめた。
「被害者であるBを居づらくさせる職場が悪い!」
とAは吠えたし、正しいんだけど、正しいだけでは世の中回っていかない。
だからこそBは穏便に解決しようとしていたのに、Aが騒いで台無しにしてしまった。

Bは苦学生だったのでバイト先を失うのは大きな痛手で、一時は休学も考えたそうだ。
周囲の手助けがあって休学はせずに済んだが、BはすっかりAが苦手になっていた。
でもAはなぜかBと付きあえるものと自信満々。
周囲がAを遠ざけるのに協力してるけど、本人は
「俺はBを守った王子様」
だと思ってるから始末に負えない。


699: 名無しさん@おーぷん 2016/02/21(日)18:00:45 ID:yO1
>でもAはなぜかBと付きあえるものと自信満々。

最初っからそれが目的でAに目をつけてたんじゃないかな
勘助というか基地外だね



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