699: 名無しさん@おーぷん 2016/04/17(日)05:20:50 ID:ZvU
目付きと喋り方が何だか妙で、服装や髪形が全体的にモッサリしてる男子が同じ学部にいた。
しかも壊滅的に空気が読めない。
仲良くもないのに話しかけてきたり会話に割り込んできたりするところまでは許容できる。
こいつの場合は
「今この話をここでする?」
って聞きたくなるようなことを話してきたり、どうでもいい自分のことばっかり語るから鬱陶しいこと極まりなかった。




こいつがまぁいつもの如く会話に割り込んできた。
その日はファッション誌を囲んで
「春先だから軽い色にしたいよね~」
と髪型の話をしてる私たちに、
「折角の黒髪を」云々
「ヤマトナデシコの美徳を忘れてしまって」云々
「黒髪の方が男は喜ぶのに女は分かってない」云々
大体こういったことを抜かした。

そしたらその場にいた後輩が
「先輩みたいな男を追っ払うためですよ~^^」
と発言。
みんなも相当欝憤が溜まってたのか知らないけど、周囲はいじめっ子の集団がいじめられっこを笑うような感じの大爆笑に包まれた。

それ以来この男子は講義の時も教室の後ろの方で小さく静かになってる。
後輩には感謝してる。



熱いうちに打て ものづくりはひとづくり (昇夢虹文庫)