738: 名無しさん@おーぷん 2017/04/18(火)11:41:30 ID:se5
財布を買い換えたら、たまたま同時期に買い換えた同僚Aさん(三十代男性、2年先輩)とかぶってしまった。
よくあるブランドのよくある革の長財布。
色は茶色。男女兼用のデザインのやつ。

そうしたら
“私(二十代喪女)がAさんを好きで、わざとお揃いを買った”
のだと誤解されてしまった。

財布購入後、私はAさんにあからさまに避けられるようになった。
挨拶も無視された。
すれ違いざま小さい舌打ちをされる時もあった。
この時点で財布の件は知らなかったので、
(仕事でミスって怒らせてしまっただろうか)
と私は思っていた。




Aさんと同期の先輩に
「自覚なくミスをAさんにかぶせてしまったかも」
と相談したら、先輩はAさんに↑を聞いてくれたらしい。
でも翌日からさらにAさんの当たりがきつくなった。
Aさんの中では
「冴えない女に粘着されてる。怖い。同期を使って探りまで入れてきた。外堀埋めてきた怖い」
だったらしい。

でも私は何も知らず、
(そんなに重大なミスをしたのか)
と明後日の方向に怯えた。
(なんとかして謝らないと…でもどんな失態をしたんだろう?)
と仕事を遡って調べたがわからずじまいだった。

仕方ないので叱られる覚悟で直接Aさんに聞こうと話しかけたが避けられた。
Aさんと私の様子があまりにおかしいため、最終的に上司が気づき、上司がAさんを誘って飲みに→色々発覚。
後日上司に呼ばれ、Aさん私上司で話し合いになった。

誤解はわりとすぐ解けた。
そもそもの原因となった財布を開いて見せたら、私があるガールズアイドルグループのオタで財布を魔改造しており、好きな人とのお揃いを大事に持っている女とはとても思えない惨状になっていたから。

Aさんはとてもいい条件のお見合い話が進んでいた最中で神経過敏になってたらしい。
「この縁談が壊れませんように」
と祈っていた所に財布の一件があり、
「粘着喪女(私)が縁談を壊す悪魔に見えた」
んだそうだ。
上司に
「一種の神経衰弱状態」
とまで言われていた。

結局Aさんの縁談はうまくいって、元の精神状態に戻ったAさんに謝罪された。
AさんはAさんで怖かったんだろうけど、理由がわからず先輩に無視されたり舌打ちされた私も怖かった。


739: 名無しさん@おーぷん 2017/04/18(火)14:46:01 ID:ocA

財布が被っただけでそこまで被害妄想におちいれるAさん怖いわ
いくら条件のいい縁談が進んでいたとはいえ、そんな根拠の薄い事象で勝手に思い込みを募らせて失礼な態度を取るとか
いくらその後謝られたとしても、それがAさんの本性なんじゃね?と思うと結婚相手が気の毒な気もする



こわれもの (徳間文庫)