324: 名無しさん@おーぷん 19/08/03(土)22:58:04 ID:Qu.l1.L1
職場に
『実年齢より見た目に相応しい格好をすべき』
という持論を語っているAさんがいた。

そして同じ職場には自他共に認める老け顔のBさんもいた。
Bさんは高校生の頃には、小5の妹と一緒にいると、毎回母親と間違えられていたそう。
肝っ玉母さんのように見えるので、あだ名がずっと “オカン” だったらしい。

職場は制服がないから私服なんだけど、Aさんは自分の持論を振りかざし、二十代のBさんが膝だしワンピやショーパンを履いてくると、聞こえるように
「見た目にあった服着てこない人って恥ずかしい、常識疑う、人の目線とか気にならないのかな」
と厭味ったらしく言っていた。

そんな職場に、Cさんという人が別の支店から移ってきた。
Cさんは小柄で小顔で可愛らしい人で、なんていうか、フリフリフワフワ~な格好をしていた。
リズリサとかアクシーズファムのモデルみたいな格好。
それがまたよく似合っていたので、私はてっきり20歳前後、大学卒業してるから23くらい?と思っていた。




そんなCさん、Aさんが嫌味を言っているのを聞いて同調した。
「そうですよね、似合っていたらどんな格好してたっていいですよね。
似合わない格好をするより、似合う格好してたほうが、何も知らない大多数の他人の目は優しいですよね」

私も聞いてた周りも少しギョッとしていると、Cさんは追加で爆弾発言を投下した。

「私だって似合ってなかったら、子供いて32歳にもなってこんな格好しませんもん」

子供!?32歳!?22じゃなくて!?
思わず何人かが突っ込んでいたけど、Cさんは隠すことなく、
「はい、今年の1月で32歳になりました」
と答えていた。
みんなCさんは年下だと思ってタメ口で話したり、パシリにしてた人もいたから、職場にかなり動揺が広がった。

で、肝心のAさんは、目をむいてCさんをガン見していた。

そんなAさんにCさんは
「他人の格好にとやかく口を出されてるようなので私も言わせてもらいますが、
Aさんその格好、無理に若作りしてるように見えますね?
似合ってませんよ」
と、真顔で指摘していた。

Aさんは怒ってたけど、普段の言動があるので誰もAさんのフォローはせず。
むしろ何人かは仕事に戻ったCさんのあとを追いかけて、これまでの態度を謝っていた。
Cさんは
「ややこしい格好してる私が悪いのよ、気にしないで、気を使わせてごめんね」
と逆に謝っていた。

Cさんの年齢も衝撃だったけど、その日を堺に、Aさんの持論が『見た目に似合う格好をすべき』から
『年相応の格好をすべき』
にシフトしていったのも衝撃だった。
勿論その攻撃対象はCさん。
だけど年上のCさんの方が一枚上手で、何を言われても飄々としていた。
そしてBさんはAさんに目をつけられなくなった。
結果的に職場内のギスギスだった原因のAさんをCさんが抑えてくれることで、職場環境も改善した。

しかし、やはりCさんは実年齢を聞いても30超えているようには見えず、子供も夫の連れ子だそうだが子持ちにも見えず。
特に四十代・五十代の人に、
「Cさんには娘に接する感覚になっちゃう」
と、未だにプチ混乱を招いている。
逆に十代のバイトさんたちには、年齢を知らないことから
「Cさんは年が近く(感じ)て話しやすい」
と言われている。

Cさんの年齢と服装が職場を円滑にまわす大きな要素になってることが不思議に感じる、いろいろと衝撃の出来事だった。



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