126. 名無しさん 2020年01月04日 20:19 ID:ZViUNnji0
友人A子の災難。

A子は無類の聞き上手。
私との付き合いも長いが、A子といるとしゃべり過ぎて疲れ果ててしまうくらいだ。
私ばかりがしゃべっているわけではない。
A子もかなりのおしゃべりなのだが、相手の話に対する相槌の打ち方や『そういえば私もさあ』というエピソードの挟み方が絶妙で、ついつい話が弾み過ぎてしまう。
そんなA子だから友達は多いし、男にももてた。




しかし大人になって就職したら、勘違い男を引き寄せることになった。
男だけじゃなく女もいた。
飲み会などで相手の話をうまく引き出して聞いてやっていたら、勘違いした連中による、
パターン1
「僕のことをわかってくれるのはA子さんだけだ!」
と付きまとわれる。
パターン2
「君(A子)の気持ちはありがたいけど、僕には妻子(or彼女)がいるんだ」
と付き合ってもいないのに振られるor不倫に誘われる。
…という被害に遭い続けた。

疲れ果てたA子は転職した。
元々、聞き上手なので仕事はとても出来る。
しばらくは平和だったが、お正月の昨日、久しぶりに会ったら
A子「仕事納めの日にね、先輩社員から Word で作った分厚い書類渡されたの」
私「なーに、『休みの間にやっとけ』って?ひどいね」
「違うの、読んでみたら “自分史” なの」
「は?」
「なんか延々とね、その人の生まれてから今までのことが書いてあってさ」
「それを読んでどうしろと?」
「『ただ読んでほしい』んだって」
何が恐ろしいって、
どういうタイミングだかシンクロニシティだか知らないが、その日A子に “自分史” を渡してきた社員が3人(男2、女1)もいたことである。

A子はまた転職活動をしなければならないんだろうか。



Not Too Interesting