22: 名無しさん@おーぷん 20/01/09(木)18:27:46 ID:bGs
(『人は悪口を言う時、自分が一番言われたくないことを言う』って本当なんだな)
と実感する出来事があった。

俺は当時文化系のサークルに所属していた。
特に上下関係や派閥もない、十人程度の小規模のサークル。
出席も取らず大会のような目標もなく、その日その場に集まった人だけでのんびり趣味に打ち込む緩いサークルだった。

にも関わらず、後輩(以下Aとする)は妙にやる気に満ちていた。
やる気があるのは別にいいんだが、上下関係を尊んでデカい声で深々と挨拶して疎ましがられたり、出席を取って
「出席率◯%以下のメンバーは追放しましょう」
と提案したりと、正直かなり空回りしていた。




「お前、運動部の方が向いてるんじゃない?」
と聞いてみたら
「俺はこの道のガチ勢ですから」
と真顔で言われて草生えた。

このAはやたらと女子に絡んでいた。
そして嫌な顔をされると
「モテなさそう」「そんなんじゃ男に気に入ってもらえないよ」
と捨て台詞を吐いていた。
彼氏持ちやら、ストーカー被害に遭って『男は懲り懲り』と公言している女子といった、明らかにモテを求めていない女性にまで
「モテないだろ」
と。

長らく謎だったが、こいつがサークルに顔を見せなくなってから二年後に色々と察する機会があった。
顔を見せなくなっていた理由は、
退学していたから。
後輩、駅周辺を徘徊してナンパを繰り返していたらしい。
そのうちの一件が大事になって警察のお世話になり、親に地元に強制送還されたんだと。
(ああ、自分がモテるモテないに拘るから、
『他人もモテに拘るはずだ』
と思い込んで、
『刺さる悪口だ』
と思って
『モテないだろ』
と連呼してたんだなあ)
と。



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