931: 名無しさん@おーぷん 20/06/26(金)20:37:43 ID:Ht.dr.L1
自分の勘違いなのに
「騙された!」
って言う人本当に何なのかな?

今年の4月付の配置換えでうちの部署に来る予定だったA。
もともと本社勤務で私が今いる部署の所属だったけど、私が本社に中途入社する前に関西支社に転属になってて、今回の異動で戻ってくる感じ。

コロナの影響でAが実際にこちらへ来るのが遅れ、AとのファーストコンタクトはWEB会議だった。
やっと来月(7月)に引っ越せることになって、今週は必要な手続きや物件決めなどのためにAが本社にくることに。
Aが泊まるホテルは経費の関係で本社が手配することになり、私が予約をとったりAに伝達したりした。

・月曜日、出社したAに上長をスルーして握手を求められる。
・火曜日、Aに
「ホテルに来ていいよ、部屋は知ってるやろ?」
と言われ、
(際どい冗談を言う人だな)
と苦手意識を持つ。
・水曜日、私は代休。
ホテルに来なかったことを責める内容のメールを受信、上長に報告する。
追撃は無し。




木曜日の昨日、出社してみると
Aは別室(会議室)待機になっていた。
『Aに謝罪させる』と言うので上長の後から入室すると、
座っていたAが私を見るなり立ち上がって
「騙された!」「騙したな!」
などとすごい剣幕で怒鳴りながら掴みかかってきた。
身の危険を感じるレベルだったが、上長がかばってくれ、たまたますぐ近くを通りかかった体育会系男性社員数人がAを取り押さえてくれた。
上長のワイシャツが破れた以外は大きな被害は無かった。

932: 名無しさん@おーぷん 20/06/26(金)20:38:09 ID:Ht.dr.L1
Aが怒りだした原因は、私の髪だったらしい。

私はもうずっと前から春から夏にむけ髪色を明るくしていき、秋から冬にかけて暗くしていくというループ。
まぁ明るくするといっても常識の範囲内。
コロナの影響でしばらく美容室に行けてなくて、代休がとれた水曜日になって数カ月ぶりに染めたり切ったりできた。
そのせいで、火曜日までの私はほぼ黒に近いダークブラウンと染められなかった期間ぶんの黒髪プリンに伸ばしっぱなしセミロングだったのが、木曜日の今日はきもち明るめブラウンのウルフボブ(美容師さんオススメ)へと、ほぼイメチェン状態。

毎年夏はこんな感じなのを知ってる周囲は何も思わなかったみたいだが、
Aは私を見て仰天。
なんでもWEB会議の荒い画質で見た私は、
「黒髪ロングに眼鏡(←ブルーライトカット用)のいかにもおとなしそうな雰囲気の若い女に見えた」
んだって。
実際に会っても、『思ったより髪の毛短いかな?』くらいで “おとなしそうな若い女” という印象は変わらなかったらしい。

雑談するタイミングも無かったから仕方ないかもしれないが、
私は既婚者でアラサー。
若い女どころかAの1歳上。
眼鏡にマスクにのびのび前髪で顔がほぼ隠れてたので、二言三言交わした程度だからわからなかったのも頷ける。
指輪はWEB会議じゃ見えないだろうしね。

Aとしては、
『出迎えてくれたりホテルを手配してくれたりといった細やかな気遣いひとつひとつの積み重ね』
が、
『ウブな女の子からの精一杯のアプローチ』(?)
にみえていて、
『その気持ちを優しく汲んであげよう』
とした結果が『ホテルに来てもいいよ』発言だったそうな。

ところがホテルに来ないうえに上長にチクられ、
『照れ隠しか?気を遣ってやったのになぜ謝罪せにゃならん』
と苦々しく別室待機していたらイメチェン状態の私が入ってきたと。
『ウブな風を装って俺を騙したな!』
ということらしい。

出迎えたのはオフィスにはカードキーが無いと入れないからで、私が行ったのはたまたま私が内線をとったからだ。
ホテルの部屋を手配したのもたまたまAが来る日程が決まったタイミングで手が空いていたからに他ならない。
逆に言えばそれくらいしか接触無いのにアプローチだと勘違いするのが凄い。

ちなみにAは昨日の夜の関西へと帰っていった。
アレと今後働くのが不安だ。
不幸な部分はあったけど、突き詰めればただただAの勘違いの積み重ね。
それを『騙したな』と言う神経がわからん。

あぁ、若い女だと思われてたのはちょっと気分良かったのは秘密です。
秘密ですとも。



	
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