309: 名無しさん@おーぷん 20/08/30(日)18:35:02 ID:9g.pa.L2
リアルツンデレを初めて見たが、“ただのスゲーめんどくさいヤツ” だった。

登場人物は全員二十代後半~三十代。
ツンデレ男は誰の目から見てもSさんに気があった。
しかしツンデレだった。

たとえば急にSさんに
「こんなこともできないのかよ!」
と怒鳴り、怒鳴りながら
「こうすりゃいいだろ、あーあ!」
と彼女の手から無理やり作業を奪って片づけるなどしていた。
傍目からは、“大声出してSさんに恥かかせてるだけのせっかちで変なヤツ” だった。




そのくせSさんが来ない飲み会はあからさまに意気消沈したり、Sさんと仲いい人からSさんの情報を聞き出そうとしていた。
何人かがそいつに
「Sさんのことが好きならそういう態度は逆効果だ」
と忠告したが、そいつは
「は?別にあんなブス好きじゃねーし!」
「あんなやつ抱いてって言われても無理無理」

という反応で話にならなかった。

Sさんは順当にそいつを
「怖い」
と避けるようになった。
ツンデレ男は避けられれば避けられるほど意地になるのか、最初の方はまだ態度は悪いながらも作業をやってやったりしていたのに
次第に
「バーカバーカブース」
と言うだけの小学生のようになっていった。

そしてある日、Sさんは
「結婚します」
と発表した。
相手は俺たちも知ってる人で、見かけにちょい難ありだが誰にでも優しくていい人だった。
ツンデレ男は呆然としてた。
『結婚式はしない』と言うので、みんなで寄せ書きを贈ろうということになったが、
一枚目はツンデレ男がクッソくだらない下ネタを書きやがったので破棄。
二枚目はツンデレ男抜きで書いて贈った。
Sさんは結婚し、去っていった。


今になってツンデレ男が
「みんな気づいてなかっただろうけど、俺、Sさんのことちょっといいなと思ってたんだ」
などと言い出してヤケ酒に誘ってきやがるのでスレタイ。



踊れ! ツンデレラ ~千の呪いと一つの魔法~