652: 名無しさん@おーぷん 20/10/21(水)11:47:02 ID:5y.yd.L1
課内で配置換えがあり、隣が二年目のAくん(おとなしい若い男性)になった。
私は勤続十四年目のおばちゃんで、彼の上司の立場。

配置換えして五日目、いつものようにセルフのコーヒーサーバから朝のコーヒーを注いできて飲んでたら、Aくんに
「催促するみたいで悪いから遠慮してたけど、なんで自分の分しか持ってこないんです?」
みたいなことを非難がましく言われた。




一瞬意味がわからなくて
「コーヒーが飲みたいならそこだよ」
とサーバを指さしたが、
「そうじゃなくて、なんで自分の分しか持ってこないんですか。
気が利かないって言われません?」

一層わけがわからなくなり、
「今までは隣の人に持ってきてもらってたの?」
と聞いた。
そしたら
「今まではBさん(私と同年代の男性)が隣だったから、そんなこと頼むわけないでしょ!」
とちょっとお怒り。

(ああ要するに、女が隣になったからお茶くみすると思ってたのか、若い子でこの考え方は珍しい…)
と思いつつ何と返答しようかと困ってたら、反対隣のCさん(年配の男性)が、
「Aくん、(私)さんはきみのお母さんじゃないんだよ。
きみの会社の先輩で上司!」
と苦笑いで注意してくれた。
その時のAくんの顔が、
『あっっ!!』
って表情で、漫画だったら背景に
ガビーン!!!
って浮かびそうな顔だったのが衝撃だった。

(いや言われるまで気づかないものか?)
とか、
(本当にお母さんだと思ってたのか?)
とか、こっちが驚いてしまい、Aくんにその後ペコペコ謝られたけど
「次から気を付けて」
しか言えなかった。
その後、Aくんは普通の態度というか元のおとなしい子に戻った。

今更蒸し返せないけど、
(本当に本心からお母さん扱いしてたの?)
とか色々気になって
(口に出して聞いておけばよかったー)
と悔やんでる。

ちなみにわが社は私が入社した当時すでに、女がお茶くみする習慣はありませんでした。



大亜門のドンときいてみよう!
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