【勘違い男による被害体験報告スレッド】 より
http://bbs.doorblog.jp/archives/2428083.html

177. 名無しさん 2021年05月30日 23:04 ID:e.Z62ybW0
女子大に通ってた時、今くらいの季節に、仲のいい友達数人とトレッキングの計画を立てた。
私たちは脳筋女の集団で、『休みの日はおしゃれして街に出かけるより、トレッキングシューズはいて山に行こう』というグループだった。
(本格的な “登山” は専門家に引率してもらわないとならないからやらない。)

ところが『おしゃれして街へ』グループの子がそれを聞きつけて、
「連れてって!」
と言ってきた。
「いや無理無理、トレッキングシューズ持ってないでしょ」
と断ったんだけど、行き先が “高原” というので何か勘違いしたらしい。

いろいろ言ったんだけど諦めないので、
「じゃ最低限、トレッキングシューズを買って、上着は軽くて防水性のあるもの、荷物はリュックサックに入れて、ズボンは伸縮性のあるものをね」
と言い聞かせた。




その子はふだん『上まつげにたっぷり化粧して、伏し目がちにするとまつげが長く見える』というテクニックが自慢で、脳筋の私たちは、
(そんなテクは合コンで披露しなさいよ、女しかいない大学で何やってんの)
と思っていた。

178. 名無しさん 2021年05月30日 23:05 ID:e.Z62ybW0
当日、待ち合わせ場所に現れたその子の姿を見て、私たちは
(やっぱり……)
とうなだれた。

つばの広い麦わら帽子・白いフリル付きのブラウスに、ブルーのエプロンドレス。
足元は、あれだけ言ったのに、ドレスと同じ色のブルーのハイヒールのサンダル。
持ち物は、帽子と同じ色の籐のバスケット。
とても似合ってたしコーディネートも完ぺきだった、
行き先が山じゃなければね。

「だから、行き先は軽井沢じゃないって何度も言ったでしょ!」
と私たちはキレたが、その子は
「だって『初夏の高原を歩く』っていうから……」
と涙目になってまつげを震わせた。
バスケットの中は、化粧道具とコンタクトレンズの洗浄機。
「アウト!
意地悪じゃなくて、危険だから、必ずケガするから、あんたは連れて行かない!」
と私たちは言い捨てて、その子を置き去りにして出かけた。

その後、卒業までその子は私たちと口をきいてくれなかった。
別に困らなかったけど。


2ちゃんねるで、報告者が山登りに行った写真を見た彼氏が
「何で女の子なのに白いワンピに麦わら帽子じゃないの?」
とほざいた話を読んで思い出した。
そんなバカ男もいるが、呼応するようなアホ女も実在するという話。



ハイランダーに守られて